「地域の輪」

 

社会開発委員会

委員長 黒山 就平

 

 昨今、箕面のまちは、インフラ面におけるまちづくりの発展が進む中、利便性の発展と定住人口の増加により、箕面という地域全体の中における人との繋がりや他人への関心などが希薄化し、子育てのしやすい自然豊かなベッドタウンとして箕面の地域性が損なわれるのではないか、地域の特性が徐々に減退していってしまうのではないかなどが危惧されます。箕面のまちの健全な発展のためには、私たちが住み暮らす地域により関心を持って、地域のために運動・活動を展開していくことが必要です。例えば、2015年、箕面市はガンバ大阪のホームタウンに承認されましたが、これも箕面の地域性を育む大きなチャンスであると言えます。こういったチャンスを最大限に活かして、箕面の地域力を高め、好循環を持続していくことが必要であると考えます。

 まずは、箕面のまちの地域力をさらに高めるべく、箕面の親子を対象とした参加型のサッカー教室を開催します。箕面という地域の枠組みの中で、そこに住み暮らす親と子が、共に地域の事業に参加することで、箕面のまちへの帰属意識を高めます。また、保護者の方々には、地域の子供は地域で育てるという意識を芽生えさせるとともに、まちづくりに参加する機会を提供します。そして、子供たちには箕面のまちと箕面の大人たちの中で成長しているという実感を持ってもらい、箕面という地域に対する愛着心を育みます。さらに、地域の諸団体に対しても積極的に協働関係を構築していき、共に箕面の地域力を高めたいと考えます。また、地域の子供たちを地域で育てることを考える機会を提供することで、箕面のまちの地域力を高める定例会を実施します。

 最後に、箕面JCメンバーのみならず、地域社会により良い変化をもたらすために全力を尽くします。そして、本年度スローガン「共に咲く喜び~箕面に地域の華を咲かせよう~」を実現します。

 

<事業計画>                             <実施月>

1.担当定例会の企画・運営                         6月

2.地域力を再興する事業の実施                      下半期